自動運転車は安全な乗り物になる(その1)
自動運転車は安全な乗り物になる
自動運転車は普及すればする程、より安全な乗り物になります。
現在までの技術進歩はかなりのもので、これからも十分期待が持てる状況になってきました。
しかしながら、まだ100%の完成度には到達していません。 今後は、より一層、安全性を高める必要があります。
その為にはプラスαの要素として、自動運転車をサポートする別の仕組みを導入することが欠かせないでしょう。
こういった事は、既に世界中で研究・開発されていると思われますが、今回は面白そうなので色々と考えてみました。
安全性を高める仕組み
自動運転車が普及すると、安全になることの理由として素人の私でも、すぐに思いつくのは
自動運転車の情報共有
1 自動運転車は互いに情報をやり取りすることで安全性を高めることが出来る。
例えば、ある地点においてAの車が歩行者を発見。
その地点からは少し離れているBの車は歩行者を把握出来ない位置にいる。
普通に考えるとBの車と歩行者の関係は歩行者を把握出来ていませんので、危険性が高いという事になります。
しかし、Aの車が歩行者を発見した瞬間に、Bの車に歩行者の情報が送られれば、Bの車は、歩行者が居るであろう付近では、通常の運転モードから安全運転モードへ即座に切り換えることが出来ます。
つまり、付近の自動運転車が複数台で情報を共有することで、自動運転車1台で把握する以上の解像度を得られることになります。
このような情報共有の仕組みは、自動運転車が普及すれば上手く機能し始めると思います。
2 街灯にカメラやセンサーを組み込み、混雑する交差点などに設置して、自動運転車に歩行者の情報を送ることも可能。(1と似たような方法ですが)
交差点の歩行者、建物から出てくる人、街路樹や停車中の車の陰から咄嗟に現れる人を、複数台の街灯カメラで把握しておけば、情報共有によって自動運転車は安全走行モードに切り換えられますので、事故が起こる確率は極めて低くなると思います。
次回は「自動運転車の情報共有」の続きを紹介したいと思います。