未来は突然やってくる

20XX年の未来予想

ブロック経済・ワンワールドからシンギュラリティ路線へ (温暖化・環境対策2)

シンギュラリティ社会 


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前回までの説明で、これからの時代は地球環境に重点を置いたシンギュラリティ社会・経済が必要になってくると結論付けましたが、具体的にどういう事なのかの話しませんでした。

今回はシンギュラリティ社会・経済、そして環境(温暖化の解決策)についての詳しく説明したいと思います。

ただし、残念ながら明るい話ではなく、かなり不愉快で過激な内容を含んでいるため、納得できなくて反発される方も多いかも知れません。

この記事は思考実験ですので、「こういう見方も出来る。こういう解釈もある。こういう展開もあり得る・・・・」といった思考のバリエーションを紹介したものに過ぎないのです。ですから、あまり深く受け止めないで記事を読んで頂けるとありがたいです。


今回の記事の内容で言いたいことは主に2つ

●シンギュラリティ社会を最短で実現する。
●環境の問題(温暖化・砂漠化など)を解決する。


※この2つの目標を達成するのに障害となるものは徹底して排除する方針です。

そもそも根本の問題点というのは人口爆発自然エネルギーの記事でも触れましたが、人口増加、経済発展による生産量、物流量の増加、つまり人類全体のエネルギー消費の増大なのです。

その根本の問題が取り除かれない限りは、地球環境の変化というのは誰にも止めようがないでしょう。

では、ここで一度、問題を整理する意味で今の世界が進んでいる方向とは大きく捉えるとどういうものなのかを知る必要があります。また、少数派のシンギュラリティ支持の私が考えている方向性と現在の世界が進んでいる方向性と比較して考えてみたいと思います。

Aコースは現在の世界が選択している方向性

Bコースはシンギュラリティ社会・経済の選択



ブロック経済を連結してワンワールド

Aコース

<特徴>

グローバリズム

ブロック経済ブロック経済を連結してワンワールドへ)

ワンワールド(あまり知られていませんがNWOとも呼ばれています)

・国境を無くす

・多文化共生

・移民政策

・国家、民族性、伝統文化、宗教の消滅(ごちゃ混ぜ路線なので殆ど意味がなくなります)


この動画は1982年公開の「ブレードランナー」という有名な映画ですが、そこで描かれる都市の雑踏は「ごちゃ混ぜ」の雰囲気がよく出ています。

・人や物の移動が活発になる

経済発展するためCO2など温室効果ガスが排出され、エネルギー消費が増加します。

●大量生産、大量消費

●ゴミ焼却場、産業廃棄物の処理場が稼働し続ける。

●火力・原子力発電に依存する社会

●仕事を増やし、朝から晩まで働く。定年後も働く社会。(AIやロボットは補助的に活用)

●世界人間牧場・人類家畜化へ向かう

耳慣れない言葉ですが、主に陰謀論やオカルトの分野で使われている言葉です。この説に信憑性があるのかは正直なところ分かりません。断っておくと私自身、この説を信用している訳ではないのです。しかし、現実世界はこの説で言われている通りの世界が出来上がる可能性が高いと分析しています。

●人口増加・人を増やす政策


mirainosekai.hatenablog.com

ブロック経済で発展してない国にも資本が入る(エネルギー消費が増大する)


●環境への影響が大きい


Aコースの路線が正しいのか、間違っているのかは最終的にはイデオロギーの問題になってくるので善悪を判断するのは難しいでしょう。しかし、一つだけ言えることは環境への負荷があまりにも大き過ぎるという事です。

この方向性は絶対に人や物の動きが活発になります。世界中のあらゆる国で経済発展が進み、人口増加を引き起こします。つまり、先進国がやったような大量生産、大量消費に多くの国が向かうのです。それはCO2などの温室効果ガスが膨大に排出され、エネルギー消費が増大することを意味しています。今、世界はこのAコースを選択していますが、この場合、地球環境は、より一層厳しいものになることは間違いありません。

北極の氷が溶け出すこと、いくつかの温暖化の加速要因、森林火災、砂漠化、人口爆発、EV化における火力・原子力発電への依存、気候変動、食糧危機など、今後はこういった問題が次から次に起こりますが、Aコースの場合には確実に問題を悪化させていく流れになるでしょう。

そして、その時に世界が環境の変化に上手く対処することが出来るとは到底思えません。正確に言うと温暖化が進んでしまうと時すでに遅しで、どうにもならないのです。つまり、Aコースの選択は致命的に状況が悪くなるように作用するのです。

では、もう一つの方向性として考えられるBコースは、かなり過激な内容ですが環境のことを優先に考えて方向転換し、最短でシンギュラリティ社会を目指す案になります。この内容は受け入れ難い人も多くいるかと思いますが仕方がないのです・・・。

今の世界は「あれは良くて、これはダメ」という事は出来ないのです。すべてダメにしていく勢いがないといけないのです。これは、ある程度の犠牲はやむを得ないという考えになります。

サッカーや野球などのスポーツで、これ以上は失点できないという状況です。あの1点は良くて、この1点はダメという事は出来ません。1点はどれも同じ1点なので、今この瞬間に1点の違いについて議論しても意味はありません。もう、時間がないので目に見えるものなら片っ端から手を付けていく必要があるのです。

環境問題を野球に例えるならば投手が打たれまくって大量失点したのと同じ状況なので、どうしても投手を交代しないといけないのです。

投手交代とは路線変更という事です。


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次に紹介するBコースの案では私たちの自由は制限されますが、シンギュラリティ社会が実現することで不満はなくなります。

シンギュラリティ社会・経済を目指す(環境重視)

Bコース

<特徴>

自然エネルギーの普及

強引な方法でもいいので国際的な力を使って火力・原子力発電を完全に廃止にします。EVを自然エネルギーで動かします。(この選択をしないと地球全体が良くなりません)

●夜勤を世界中で禁止にします。


mirainosekai.hatenablog.com



この動画では自動運転車の夜間での走行が行われています。シンギュラリティ社会では物流を交通量の少ない夜中に動かすという方法が主流になると考えられます。(夜勤をやらない方向ですので無人配送になります)

●国家路線

ブロック経済の終焉。環境破壊を引き起こした経済優先のグローバリズム路線の間違いを反省し、国家中心の路線へ。人や物の移動を極力少なくする事でエネルギー消費を抑える。貿易そのものを少なくし、現地で生産、消費を行う。こじんまりとした社会を目指します。危険視されているナショナリズム軍国主義ではなく、自国を愛し、誇りを持つという常識的な範囲の国家観です。これは国家、民族性、伝統文化、宗教を守る方向性になります。

●移動の制限

一部の特権階級を除いて一般の人が海外に行くには環境税、滞在税などが必要になるようにして移動の自由に制限を加える。当然、燃料代も高くなるので行く人が少なくなります。もしかすると年間の回数を決める必要があるかも知れません。それによって生じる不満はVRなどで解消するように持っていきます。

●貿易の全体量を減らす

未来のシンギュラリティ経済では貿易で運ばれる物は高価な商品、ハイテク機器、原材料などの資源に限られます。安い商品を大量に運ぶというのは地球環境には良くないので、これからは現地で生産・消費するようにします。(3Dプリンターなどを活用)

mirainosekai.hatenablog.com

●人口増加を抑える。移民の禁止

全世界で移民を禁止にする。これは移民として他の国に行くのも、移民を受け入れるのも禁止するという政策です。これは国家路線と繋がります。要するに自分の国で「シンギュラリティ社会」を実現することが出来れば、わざわざ他の国に移住、移動しなくても良いというわけです。これは自分の生まれた国、民族性、伝統文化、周りの自然などに愛着を持つという考えになります。今後は世界中で人口が増える政策は一切やらない方向へ切り替えた方がいいでしょう。他の国への研修生・留学生なども例外ではありません。禁止というより意味が無くなると言ったほうがいいでしょう。その理由としては、現在では学業や研究などの分野でインターネットを使えば動画や翻訳、ダウンロードが簡単に出来るため他の国に行く意味が失われるようになるからです。 (勘違いしないで欲しいのは差別しようという事ではないのです。そもそも行く必要がなくなるので前提が変わるという話です)

●大量生産、大量消費からの脱却。

全ての物がそうなる訳ではありませんが、シンギュラリティ経済が社会全体に行き渡ると、物を大量に作る必要がなくなります。(シンギュラリティ企業によって実現します)

●製品の数、種類などを20~30%減らす。

これは生産量、物流量を減らすという事です。 本当は40~50%減らす位でないと環境の事を考えると厳しいのですが当初はこの数値を目標にし、徐々に引き上げていきます。似たような製品、ほんの少しのサイズ、数、量の違いや色の展開は多くせず徹底して絞り込みます。部品やパッケージの共通化、梱包材などを少なくするなど企業はエネルギー消費を抑える努力をする必要があります。結局のところ私たちは贅沢し過ぎたので、抑え込む作戦は仕方がないのです。

●シンギュラリティ企業

新しい価値観によって誕生した企業はインターネット、AI、ロボット、自動運転車を活用し、無人生産現場を持つため、今までの労働者は仕事をしなくて済むようになります。資本家が全力でシンギュラリティ企業を支援することでシンギュラリティ社会を実現する流れです。昔から続いている古い体質の企業がシンギュラリティ企業へ生まれ変わる事もあるでしょう。


ベーシックインカムの導入

ベーシックインカムは政府から国民に対して、一定額のお金を支給するという制度ですが、これを世界各国で実現するには人口が増えず、ゆるやかに自然減少するというのが最低条件になります。移民の禁止は人口増加を抑制するのでベーシックインカムの導入と上手く合致します。

また、見方を変えるとベーシックインカム人口は失業人口でもあるので何らかの形で国民の不満や反発が予想されますが、国家路線は急激な社会変化によって生じる不満、反発を自国のためという愛国心によって解消する役目を持っています。(不満に対するカードがこれしか使えないという理由もありますが)

●2050年に50%以上の人がベーシックインカムで生活している世界

この50%という数字は総人口を指しているのではなく、「働ける年齢・条件を満たしている人口」という意味です。2050年にBコースに向かっているならばシンギュラリティ前期にあたると思います。この時に50%以上の人がベーシックインカムを受給している世界を目標にします。出来れば60~70%あるのが理想とは思いますが、その頃はまだシンギュラリティ前期なので、上手くやらない限りは、そこまでの数値は期待出来ないでしょう。今後シンギュラリティ企業が年1.7%の仕事を奪うことで2050年には50%の仕事が無くなり、つまり働くことの出来る人口の50%がベーシックインカム人口になるのです。2050年には働こうと思えば働ける年齢の2人に1人はベーシックインカムを受給するという事です。当然、この中には子供や高齢者を含めていません。

ベーシックインカムとEV

%で説明するとややこしくなるので人数で説明したいと思います。100人の働くことが出来る人達がいるとします。そのうち50人がベーシックインカムを受給しています。残りの50人は普通に働いています。 働いている50人のうち、EV(自動運転車)を所有しているのは30~50人とします。そのうち出勤に使うのは30人だけ、残りの20人のうち10人は在宅ワークで車で出勤する必要はありません。他の10人は電車、自転車、徒歩、バス、バイクなどで通勤します。要するに100人中30人しかEVで通勤していないわけです。30人だけなら電力不足の問題も解決します。火力・原子力発電に依存する必要もありません。

一方のベーシックインカムを受給している50人の移動手段は自動運転車を呼び出す配車サービス(タクシー)になるか自動運転の巡回バスに乗る事になります。しかし、Aコースでは仕事を増やす方向なので100人全員が通勤するという考えだと思いますが、現実的にはEVの為に膨大な電力を用意するのは難しく、一筋縄ではいかないでしょう。

ベーシックインカムによって産業構造が変わる

シンギュラリティ経済では多くのベーシックインカム受給者がいますので、その人々は働いておらず余暇を過ごす訳ですから、趣味やスポーツが盛んになり、エンターテイメント産業・情報産業を中心に世の中が動きます。またボランティアや学問、クリエイティブな事をして充実感を得るという流れも生まれるでしょう。

私が考えるベーシックインカムとは
「公園のハト理論」=何も束縛されず自由にしたい事が出来る世界。


●労働は楽なものになる。

ベーシックインカムを受給している人と違い、働いている人は高給になります。専門の高度な知識や技術が要求されるのですから当然です。だからといって激務というわけではなく、AI・ロボット・自動運転車などを活用するので仕事は楽なものに変わっている筈です。

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ブロック経済ワンワールド統治ではなく、国家単位でのシンギュラリティ・テクノロジー統治に切り替わる。


簡単に言えば世界中の国にシンギュラリティ社会・経済をインストールするという事です。

それはどういう事かというと

AI・ロボット・自動運転車を開発できる国は限られていますが、導入することは簡単に出来るということです。

パソコンにソフトをインストールするのと同じです。むしろ、自動運転車をどうやって使うのかのサービスの方が重要になってくると思われます。つまり、新しい技術を応用できるかどうかで各国のシンギュラリティ社会の完成度が変わってくるのです。


これが今の時代では、最も優れたやり方になると考えています。このような方法でシンギュラリティ社会に変えていくのなら環境問題に100%の対処をしたことになると思います。(この話は長くなるので次の記事にも繋がります)


ですから私たちは、もう一度「国家」に戻る必要があるのです。環境の問題が落ち着くであろう2100年辺りまでは大人しくするのが一番いいのです。温暖化などの環境の問題は地球規模で起こっていますので人間にとっては長く感じられる50年でも地球にとっては短いものでしかなく、少なくとも2100年まで待って様子を見るといった感じです。2100年にはシンギュラリティ中期から後期に突入しているので、あらゆる問題が解決するというわけです。

ここまで読んで、Bコースの内容を勧めている私のことを、ブロック経済をやめて国家路線にしろとか、移民政策を禁止しろとか・・・右寄りの危ない人物だと思うかも知れませんが、そうではないのです。私は右でも左でもありません。(後の記事で証明したいと思います)

環境の問題が深刻化するなか、そもそも使えるカードが国家路線しかないのです。


世界は一つの目標に向かって進んでいる

残念ながら、このブログでBコースの案を出した所で、世界には何も影響を与える事はありません。現状のAコースに向かう流れは止めることは出来ないでしょう。

何故ならばAコースというのは理念によって突き動かされているからです。

理念によって動いているものを止めるのは難しいのです。


それは、かつて文化大革命が短期間で終わらなかったように現在のAコースも簡単に終わるとは考えられないからです。(現在に至るまでの弾圧、粛清なども含めて)基本的にAコースは理念型ですので、行き着くところまで行くというのが私の見方です。

また、理念や思想の力がいかに強力なのかの例としては「シュタージ」を挙げることが出来ます。1990年以前の旧東ドイツ時代にはシュタージ(Stasi)という秘密警察が存在し、徹底した監視を行って国民の自由を奪いました。シュタージが存在したのは第二次大戦中などの昔の話ではありません。ベルリンの壁が崩壊する1990年まで活動していたので割と最近まで行われていた事です。当時の作家やミュージシャン、有名人など現在でも活動している訳ですから、そんなに昔の話ではありません。 その頃のコンピューターゲームの世界では現在まで続くシリーズである「スーパーマリオ」や「ファイナルファンタジー」「ゼルダの伝説」のゲームを当時の子供たちが遊んでいる時にも、監視下に置かれて怯えて暮らしていた人々がいたのです。

何が言いたいかというと、

世界は私たちが想像しているほど平和でも自由でもないという事です。

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しかも、その流れというのは間違いなくAコースの中に組み込まれています。こういった監視体制はテクノロジーに置き換わってくることが予想されます。(既にそうなりつつあります)

現代では文化大革命やシュタージのような方法は行われませんが、似たような思想は生き残っています。それは新しく登場してきたサービスの中には巧妙にカムフラージュして入っていると考えられます。そのような形で世界に浸透させているのです。

※あまり他国を批判するのは良くないので表面的にしか触れませんが。

一方のBコースは、理念よりも科学的な根拠によって成立しています。

・生産量や物流量が増えないようにする。
・人の移動を制限する
・人口が増えないようにする
・AI・ロボット・自動運転車を活用して人々を労働から自由にする。(その技術が100%完成してるわけではありませんが)
・シンギュラリティ企業が新しい時代を創る
ベーシックインカムで不安のない暮らし


これらの提案の中心にある考えは、環境の為に、ある程度は「自由が制限されるのは仕方がない」という発想の転換です。しかし、デメリットばかりでなく私たちが労働から自由になる事が出来るのです。

世界は既にブロック経済ワンワールドへ動き出している

●AコースかBコースのどちらを選ぶのかを議論する以前に、既に世界はAコースを選択して進んでいます。


つまり、現状は理念で強引に突き進むAコースが選択されているのです。当然、この路線は仕事を増やし続ける方向性ですから、このブログで紹介してきたような事は殆ど実現せずに、見せかけだけのAIが普及した社会になるかも知れません。配送業では安全の為に人が搭乗するのを義務付けられた自動運転のトラックが活用されるというように、それらしい理由を付けて無理にでも人を働かせる社会になるでしょう。(作業は楽になりますが)

要するにAコースは人間が自由になることを絶対に許さないという価値観なのです。(嫌な言い方をすれば)


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結論は暗くなりましたが、努力次第ではBコースに近づけていく事も決して出来ない事ではありません。まずは問題を認識するところから始める必要があるでしょう。

Bコースの考えが世間に広まれば、Aコース支持派の人達の考え方を少しくらいは修正させることも、もしかしたら出来るのではないかと思います。また、発明によって歴史や生活が変わってきたというのも事実としてありますので、これから画期的な発明、新たなサービスなどが出てくれば一気にBコース寄りの世界になることも十分考えられるのです。

次回に続く。