未来は突然やってくる

20XX年の未来予想

2足歩行ロボット

2足歩行ロボット


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2足歩行ロボットは、アームロボットや公共型ロボットのような小型のタイヤが付いている訳ではなく、文字通り2足歩行して移動します。

人間のような動作をしますので、より高度な作業目的で活躍すると思われます。

2足歩行ロボットといえばホンダのアシモが有名ですが、現在では災害が起きた時にも対応できるような開発が進められているようです。

災害時の人命救助など、人間が活動出来ない過酷な状況で、2足歩行ロボットの能力が生かされるというのは、本当に素晴らしいことだと思います。




一方、私が考えた未来の世界では、2足歩行ロボットが活躍する場所は別にあります。

2足歩行ロボットが本当に向いている分野は、無人化された倉庫や工場になると予想しています。

無人化するといっても、限りなく無人に近いという意味ですが、2足歩行ロボットが無人倉庫、無人工場のフォロー要員として導入されるようになるでしょう。










将来は、こういった殆ど人が居ない自動化された倉庫などで、もしもの緊急時に、2足歩行ロボットがフォロー作業に入るような仕組みになります。

2足歩行ロボットをフォロー要員として稼働させれば、倉庫に関しては、ほぼ無人化が達成されるでしょう。


たとえば、倉庫の何処かで荷物が詰まるなどのトラブルが発生し、製品仕分けラインが停止した場合、AIとカメラが異変に気付く。

すぐに連絡を受けた、2足歩行ロボットが現場に駆けつけて復旧作業にあたる。

倉庫の何処かで、製品の箱が崩れ落ちたといった場合にも、人間が行かずに、2足歩行ロボットが現場に向かいます。
この時に、複数台の2足歩行ロボットが情報共有して、連携して作業に当たります。


ロボットが解決できない問題が発生した場合は、人間に連絡をします。

このようなシステムが稼働すると、2足歩行型ロボットの活躍によって、自動化された倉庫においては人間が行う仕事は殆ど無くなるでしょう。


2足歩行ロボットの弱点として、バッテリーの駆動時間が短いことが挙げられますが、この点に関しては、小型の電動カー(自動運転)に乗って、構内を移動することになるので、移動によってバッテリーが減ることは避けられるでしょう。

他には、ワイヤレス給電のシステムを取り入れるなどすれば、稼働時間が伸びるのではないでしょうか。