未来は突然やってくる

20XX年の未来予想

人口爆発 人間が地球を食い荒らす

人口爆発によって地球環境が悪化する


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前回の記事で「温暖化の加速」と「砂漠化」によって地球環境が悪化している事を理解して頂けたかと思います。

そして、それらの現象をより危険な状態にさせるのが今回取り上げる「人口爆発」になります。

現在の世界の人口は約75億人ですが、2030年には85億人に増え、さらに2050年代には100億人を突破すると予想されています。

今こうしている間にも地球の人口は恐ろしい勢いで増えているのです。将来に起こる出来事ではなく、既に「人口爆発」しているのです。

人口爆発は、私たちが考えている以上に深刻な問題を引き起こし、少しオーバーな表現になるかも知れませんが、世界が終わりに近づいている状況とも言えなくもないのです。


それくらい人口爆発という問題は今の地球にとって危険なことなのです。


人口爆発を語るのは倫理上の問題があるため、不謹慎な話題でもあるわけです。しかし、環境問題を悪化させるのが人口問題である以上はどうしても避けては通れません。

○人口が増え続けて起きること


1 食糧の問題

人口が多い時点で、より多くの食糧が必要になります。これからの時代は気候変動なども懸念されるようになって来ましたので、人口増の傾向は致命的であると考えています。


干ばつなど気候変動による被害を受ける状況になったとしても、人口が増加した分の農地が新たに必要になります。農業だけでなく、家畜の数も人口が増えた分は用意しないといけないのですが、家畜からは大量の温室効果ガスであるメタンガスが発生します。また、家畜の餌となる飼料は農地で栽培します。世界中で食糧が必要になり、売って金を得るためには木を伐採して農業や放牧を行う筈です。人口が増えた分は確実に地球の土地や環境を圧迫します。


もはや、これだけの人口を維持するにはブルドーザーを使って森林を次から次へと農地に変えていくのは仕方がないのかも知れません。

農地=砂漠であると考えるなら、人口爆発は農地が増えることを意味していますので地球の砂漠化を急激に進めるのは間違いないでしょう。


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2 経済発展とエネルギー問題

すべての国が経済発展し、物質的な豊かさを手に入れるとどうなるでしょうか?

これは非常に不謹慎な話で申し訳ないのですが、もし、現在よりも地球の人口が増加すると地球環境はおそらく持たないと思います。もう既に定員オーバーの状態です。


物質的な豊かさの象徴は車や電気製品になるでしょうか。車はEVと考えて頂くとして、それらを動かすには大量の電気が必要になってきます。電気を作るには太陽光発電(ソーラー)、風力発電、火力発電、原子力発電を使います。これからの時代は火力発電と原子力は使わない方向に世の中は動くべきなのですが、人口爆発によって電気の消費量が増えると自然エネルギーであるソーラーと風力だけでは対応しきれず、どうしても、火力と原子力への依存から抜け出せなくなります。(水力発電はややこしいので除外しています)


ソーラーと風力は安定供給が見込めないので火力を補助で使わないと上手くいきません。そうなるとCO2の排出でアウトとなってしまいます。結局の所、人口が多いことがネックになって未来の社会を作るのを難しくさせています。

原発の場合、事故の可能性があるばかりでなく、他の国にまで影響を及ぼします。



もしかするとEVを原子力や火力発電で動かすという滑稽な時代がやってくるかも知れません。


それでも新しい時代を作るために、何がなんでも火力発電や原子力を拒む方向性もあるでしょう。その場合は膨大な数の太陽光パネル風力発電の風車を設置する必要があります。しかし、それは人工物な訳ですから、数が少ない分には影響が少ないですが、膨大な数になると何かしらの地球環境に与える影響があるのではないかと考えられます。また、人口が増える分だけ設置数も増えるという事を忘れてはいけないでしょう。


そして、人口が増加し大量生産、大量消費している以上はエネルギー消費も増大します。


では、そのエネルギーはどこから来るのでしょうか?

生産したり、物を運んだり、生活、仕事あらゆる場面で・・・

この指摘は「経済発展するな」という主張ではありません。

○話をまとめると


人口爆発によって膨大なエネルギーが消費されるため温暖化が進む。それに加えて前回の記事で説明した加速要因の現象が加わる。


人口爆発によって食糧を増産する必要があるため砂漠化(森林伐採による農地の拡大)が引き起こされる。


●気候変動と人口爆発が環境を破壊する。


そして、これから訪れる干ばつや洪水などの気候変動による食糧危機で、足りない分は補えばいいと知恵を絞って、人類はさらに農地を拡大させ、家畜の数を増やさないといけなくなる必要に迫られるのです。

もし干ばつが起きたら農業技術の進歩では太刀打ちできないでしょう。


人口爆発と気候変動がセットになると食糧危機がやって来ます。もし、これが昆虫や草食動物ならば食べ物がなくなれば移動するか、または移動先で食べ物が無ければ倒れて死ぬ運命になります。ですが人間には知恵があるので輸送することで食糧危機を乗り越えることが出来ます。



しかし、忘れてはならないのは必ずどこかに負担がかかっている事です。輸出して稼ぎたいから、もっと穀物を増産しなければいけない。家畜を沢山育て稼ぎたい・・・というように、どこかの国のどこかの地域に何かしらの負担がかかると予想されます。


どこかの国では干ばつに、また別のどこかの国では森林伐採によって農地の拡大が進む。


質が悪いのは地球規模の食糧難を乗り越えたあとは問題が何となく解決したような錯覚があることです。むしろ、森林伐採や家畜の増産などで環境への負担が増えているにも関わらず問題がうやむやにされてしまいます。



●大昔は人口もCO2の排出量も少なく、今ほど森林も失われていませんでした。温暖化の加速、人口爆発、砂漠化、気候変動などの最悪の状況で、こらから地球が良くなるとは考えにくいのではないでしょうか。


ここまでの話で、だったら「人間がいなければいい」という主張をしたい訳ではありません。こういった現実問題をしっかりと認識した上で社会を作り変えて行く必要があるのです。

私には世界が間違った方向に動いているように思えます。人口が増えると「商品が売れるから」「儲かるから」「経済発展するから」という視点だけで捉えてしまう人が多いからです。

こういった古臭い考え方に固執していると、これからの時代は厳しいのではないでしょうか。

散々、不安を煽るだけ煽って何も解決策を提案しないのは良くないと思いますので、次回からは温暖化・環境問題の解決策を記事にする予定です。