未来は突然やってくる

20XX年の未来予想

自動運転車は安全な乗り物になる(その3)

自動運転車の情報共有


前回の続きです。
これは安全性というよりも、快適性につながる事ですが
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5 自動運転車は互いに、事故や渋滞情報を共有出来るので、混雑を避けて別のルートを選ぶことが可能になります


このような情報共有が行われれば、最短距離、最短時間で目的地に到着することが出来るようになるでしょう。

人が運転している場合であれば、これから先の道路が混雑しているか分からないですから、当然、そのまま渋滞に巻き込まれます。
しかし、自動運転車が情報共有をしている場合、このような渋滞は最小限に抑えることが出来ます。


6 自動運転車は人間らしい判断が出来るようになる


自動運転車のAIがネットの情報を元にして分析し、人間らしい判断を行えるようになる。

例えば、
自動運転車がイベントが行われる、ある地域を通過する時に、
イベントが開催される場所、日程、その日の天候、集まる人の予想人数などを、AIがネットから情報を瞬時に集め分析します。

「この地域は、今日の何時に、これくらいの人が集まるだろう。イベントが開催される2時間前でも混雑しているだろう」といった予想をして、別のルートを選択する事が出来ます。

この方式を突き詰めれば、自動運転車のAIが、今、通過してる地域は人口がこれくらいで、通勤者、通学者が どれくらい居るのか、今の天気、時間帯など様々な条件を考慮して歩行者数や混雑具合の予想を立てる事が出来ます。

その予想を踏まえて運転モードを細かく切り換えるといった事が可能になれば、自動運転車は機械のようなワンパターンな動作から脱し、ベテランドライバーの全体を見渡すような運転に近付けるのではないでしょうか?