未来は突然やってくる

20XX年の未来予想

富裕層と貧困層 言論弾圧が行われ信用スコアによって管理される。

富裕層と貧困層 

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ワンワールドNWOが完成すると長い年月をかけて国民は家畜のような存在になり、監視社会によって自由がなくなるのですが、それは具体的にどのような世界なのでしょうか?


富裕層と貧困層に二極化する

NWOでは富裕層、貧困層(一般人)とに分かれていきます。もちろん、その中間の層も存在しますが、長い年月をかけて次第に数が減っていくと思われます。俯瞰すると大きく富裕層と貧困層とに分かれるでしょう。仮に富裕層が1%いるとすると貧困層は97%。残りの2%は富裕層の生活を支える家来みたいな層になります。(本当は富裕層は1%以下ですが説明するために敢えて1%としました)

大多数の国民が貧困層になる根拠としては、以前の記事で取り上げたようにTPP、(日欧EPAなど)売国法案によってグローバル企業に財産が吸いつくされるからです。植民地化と言ってもいいでしょう。

mirainosekai.hatenablog.com

そして、こんな事は書きたくはないのですが、その後、経済危機、徴兵制、軍拡、巨大地震、移民との職の奪い合い、大失業、治安の悪化。食料自給率の低さ、原油高、気候変動による不作など多くの問題が起きることが予想されます。そのような理由から資源の乏しい我が国では、どうしても貧困化は避けられないのです。

mirainosekai.hatenablog.com


富裕層エリアと貧困層エリア

分かりやすいイメージとしては、創作物なので、かなり誇張されていますが、SF映画の「エリジウム」の世界観に近いものを想像して頂くといいでしょう。  (日本だけではなく世界中が貧困化・移民問題など混沌とした社会に向かっていきます)

日本ですぐにそうなる訳ではありませんが大きな方向性としてはこうなります。

重要な点は、映画「エリジウム」で描かれたように富裕層は貧困層と同じ場所で生活することは絶対に無いという事です。つまり富裕層と貧困層では居住エリアや生活エリアが違うのです。富裕層が貧困層エリアに行かないように貧困層も富裕層エリアには行かない・・・というより入れなくなるのです。

実際にどうなるかというと(予想ですが)


富裕層エリア

富裕層エリアには金持ちが暮らす豪邸や高級マンションが立ち並びます。 その周りに富裕層が利用する高級な商品を扱うお店やレストラン、施設、温水プールやスポーツジム、運動公園などがあって、それなりの規模の街が造られます。

そして、これが普通の街と異なっているのは街全体がフェンスや塀によって貧困層エリアと完全に隔てられて、富裕層以外の人間が絶対に入ってこれないような構造になっている点です。

このフェンスや塀には膨大な数の監視カメラやセンサーが備え付けられ、富裕層エリアに入るには警備員が常駐しているゲートを通らなければいけません。つまり、富裕層エリアの安全は100%確保されているのです。


信用スコアによって居住エリアが区分される

この富裕層エリアの店や施設で働く人々は家来のような感じです。おそらく富裕層エリアの中にある労働者のエリアに居住して生活するようになるでしょう。この人達は料理人であれば一流の腕前があるのは勿論のことですが、能力・技能だけでなく経歴・交友関係・思想などを含めた信用スコアによって人選されるようになる筈です。

つまり貧困層の人間が富裕層エリアに入ったり、働くというのは非常に難しいのです。おそらく難関の試験に合格するような狭き門となるでしょう。

例えるなら華やかな貴族が集まる演奏会に、みすぼらしい姿をした貧困層の人間が呼ばれないのと同じです。入ってきては困るから信用スコアを導入したり、ゲートに警備員を配置したり、監視カメラ、セキュリティの指紋認証、顔認証システムなどがあるわけです。

富裕層としても、胡散臭い怪しげな人物を自分たちの周りに置きたくはないのです。

例えばアパレルショップの店員ならば信用スコアが高いのは当然ですが、ファッションモデルのように綺麗な人であったり、料理人であれば世界トップクラスの腕前だったり、スポーツジムであればオリンピックの金メダリストであったり、全ての人材が選ばれた人たちになるのです。

必ずしも日本でこのような富裕層エリアが出来るとは断言できないですが、先程の説明にあるように社会全体が貧困化することを考えると富裕層は貧困層と一緒に暮らすとは思えませんので、このようなエリアの区分けが長い年月をかけて自然と行われていくのではないかと予想されます。

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貧困層の暮らし(私たちの暮らし)

では大多数の貧困層の暮らしはどうなるでしょうか?もちろん、その時にならなければ分からないのですが、次第にディストピアの世界に近づいていく可能性があります。(フィクションとして受け止めて下さい)

貧困層エリアのイメージは創作物なので誇張されていますが、先程、紹介した映画「エリジウム」の中で描かれた貧困層が住む地球であったり、「ブレードランナー」や「AKIRA」で描かれる混沌とした病んだ社会になるかも知れません。

TPP(日欧EPA売国法案の数々、水道民営化、種子法、農作物、農業、畜産、土地、特区など、ありとあらゆる方向から収奪が行われ貧困化が始まります。そこから、さらに

●経済危機

金融恐慌など多くの人が指摘しています。

●徴兵制・軍拡

徴兵制が成立するか分かりませんが少なくとも防衛費が減ることは無いでしょう。

●巨大地震

南海トラフ・首都直下など時期は未定ですが間違いなく来ると言われています。

●大失業

経済危機と大災害の後、大量移民してきた人達と仕事を奪い合います。

●治安が悪化する

治安が悪化した場合、防犯目的で体内マイクロチップが導入されるかも知れません。

●監視社会

治安の悪化により警察の権力が強化される。

●気候変動

温暖化・気候変動の影響により干ばつ、洪水、巨大台風などによって甚大な被害が発生する。

●食糧難

気候変動により食糧危機が訪れます。

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最悪のシナリオは国全体が貧困化してしまいAI・ロボットなどの最先端の技術の導入が進まず世界から遅れを取る可能性があることです。
世界ではAIやロボットにやらせている事も日本では労働者が低賃金で作業するようになるかも知れません。ですが、その頃には働いたからといって国民が裕福にはならないような貧困化が進んでいる場合も考えられます。


言論弾圧

もし、上に挙げたような事が次々と起こり貧困化が進んだ場合に、国民の不満が溜まり、いずれ政権や社会に対しての批判、抗議デモに発展していく事が予想されます。

その後の展開は残念ながら民衆側が勝つことはなく徹底した言論弾圧が行われると思われます。


○AIがインターネットの世界を監視する

今後はインターネットの書き込み、発言に対してAI(プログラム)を動かして情報を集める仕組みが構築されるでしょう。ブログやSNSの書き込み、動画サイトでの発言(音声認識で把握)を片っ端から読み込んで違法性のある反社会的な書き込みがないかチェックしていきます。最終的にはメールの内容もAIが監視するようになるかも知れません。(人が監視している訳ではなく、AIだから安全という理屈で)

つまり将来はAI(プログラム)がインターネットの世界を監視するようになるのです。おそらく禁止ワード(隠語も含め)が設定され差別や脅迫、反社会性のある全ての書き込みや発言に対して24時間休まずチェックを行うようになるでしょう。

そして禁止ワードを使ってる人物に対しては書き込み削除を要請するメールを送ったり、本人の同意を得ずに自動で書き込みを削除したり、最悪の場合はアカウント停止にさせるかも知れません。

ただし、こういったAI監視システムは今すぐには実現出来ないと思われます。何故かと言うとAIが禁止ワードには反応出来ても、前後の文章と文脈を理解し判断出来ないことには実用化出来ない訳です。もし、これが短文の「○○死ね!」というのならAIを使って削除するのは簡単ですが、実際はそうでない場合が多く、またニュアンスや意味合いみたいな事も含まれてくるので導入は一筋縄にはいかないのです。(AI以外にも書き込めなくするという方法もあります)

しかし、だからといって権力側はそう簡単に言論弾圧を諦めるとは思えませんので、AIによるインターネットの監視は不完全ではあっても、警察犬のように使ってくる可能性はあるかと思います。

AIにネット上から禁止ワードを頻繁に使っている人物を探し出させ、頻繁に訪れるサイトや購入した本などの傾向から思想面を調査し、危険人物を片っ端からピックアップしていきます。そのあとはネットの監視員みたいな人が書き込みの内容をチェックして処罰対象にするかを検討するという流れになるのではないでしょうか。

禁止ワードを使った(内容も含めて)軽度の対象者であれば、削除要請のメールで済みますが、重度の違反者であれば、今までの書き込みを全部削除されたり、アカウント停止、ブログやSNSサービスの利用禁止・・・という措置が取られ、更には社会的な制裁が加えられる可能性もあります。

言論弾圧というより、どちらかというとインターネットの世界から存在自体を抹殺する。もしくは書かれた言葉そのものを消去する感じに近いのだと思います。雰囲気としてはレイ・ブラッドベリの小説「華氏451度」の世界です。何故ダメなのかという理由について考える事は許されず、とにかく片っ端から書き込みや発言を消していくようになるでしょう。

これは権力側が支配強化をするには都合のいいシステムですので早い段階で構築されると思われます。今はまだ違法ダウンロードや差別の問題で規制法を作ったりと時間をかけて外堀を埋めている段階ですが、いずれ誰も権力側に都合の悪いことは発言出来ない社会になるのは確実です。 (どれくらいまで批判していいかの許容範囲みたいなものはあると思いますが) 今後は言論の自由が相当厳しく締め付けられると私は予想しています。


言論の自由が奪われた世界は私たちが割と身近に感じてしまう話です。


実は皆さんも体験済みで、もう既に慣らされているのです。これは皮肉ですが、実際に自由が奪われても私たちは違和感を感じないと思います。例えば、誰もが学校の全校集会で体育館に集まり並ばされた経験がある筈です。その時のシーンと静まり返っている、あの雰囲気を思い出して下さい。もしくは授業中のじっと押し黙った感じ。また、企業であれば朝礼の時間であったりと割と身近な所に人間が感情のないロボットのようさせられる場面が必ずあるのです。(忍耐力を鍛えるというプラスの側面もありますが)

何らかの理由を付けられて自由に発言できない社会になり、でも、それは仕方がないという諦めが広がります・・・。

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これまでの考察をまとめると。(日本がそうなるかは分かりませんが)

●国全体が貧困化する。


●居住・生活エリアは富裕層エリアと貧困層エリアに分かれる


●富裕層ではない者が富裕層エリアに住んだり働くためには信用スコアが高く、経歴や思想などにも問題がなく、技術や能力が高くなければいけない。


貧困層が富裕層エリアに入ると困るので信用スコア、フェンス、塀、ゲート(入り口)、警備員、監視カメラ、生体認証システムを導入する。

※ただし、富裕層エリアの実態をメディアで扱うのはタブーとされ一般人が知ることが出来ない。噂程度には伝わってくる感じ。


貧困層エリアでは信用スコアと言論弾圧がセットで導入される。

信用スコアは富裕層エリアにおいては貧困層が入ってこない為のセキュリティとして機能しますが、一方の貧困層エリアでは信用スコアが身分制度のように使われる可能性があります。


●反社会的な書き込みを行った人物や犯罪者にはペナルティが課される。

信用スコアの低い人物にはお店(ネットショップ)で割引サービスが受けられなかったり、入店や施設の利用を拒否される。

大体このようになるかと思いますが、支配層にとって一番まずいのは民衆が怒り出し「敵は支配層だ!」「富裕層をやっつけろ!」と反権力になることです。

そうさせない為にも権力者側は貧困層の統治で言論弾圧の他に以下のような方法を使ってくると思われます。


●勝ち組、負け組の競争を煽り、棲み分けさせる。(所有物や地位などで分断)

例えば年収1000万円くらいと100万円というように貧困層の中にも格差が生まれます。(既にそうなっていますが)一方の富裕層は年収1億円上です。


身分制度で分断(男女、年代なども)

主に職業、収入、信用スコアによって利用できるサービスに差を付け分断し連帯させない。その他には性別、年代別で細かく分断。


●意図的に貧困化させる。

植民地化だけではなく、増税、徴兵制などによって社会全体をさらに貧しくさせ生活するのに必死にさせることで権力側に矛先が向かわないようにする。


●移民と原住民の対立を煽る。

多文化共生になると自分の国という感覚が薄れて政治に無関心になる。支配層に矛先が向かわないようにする為。


貧困層の不満は3S政策によって解消

貧困層には現実逃避するように仕向け、支配層の存在を認識出来なくさせる。

このような統治が行われる可能性が高いと思います。


社会全体の貧困化を進める理由について

支配強化の他に考えられる理由は主に2つあります。(絶対に貧困化するとは言い切れませんし、無理やり考えたものです)

地球環境の問題

一気に社会全体を貧しくすれば温暖化の手っ取り早い対策になる。

人口削減

陰謀論のようですが貧困化からの展開で何らかの理由をつけて人口抑制策を打ち出してくる事や貧困化で生活苦に追い込んで生きる気力を奪う方法もあり得ます。これも地球環境の問題と目的としては似ているのかも知れません。

貧困化にはこのような理由が考えられますが、それでも貧困層というのは富裕層から見れば中世の農民のようなものと同じで、貧困層エリアは生産や収奪の場となります。ですから、それなりに生かさず殺さずのサジ加減はあると思われます。

今後、地球環境の問題を解決するために何らかの貧困化や人口削減をしてくる可能性はゼロではないでしょう。

しかし、一方では凄まじい勢いで移民政策・ワンワールドNWOを推し進めているので地球環境の問題で動いているとは考えられないのです。今、支配層が目指しているのはワンワールドNWOの方向です。NWOで人やモノの移動が活発になり、必ず人口が増加する筈ですが、今の時点では支配層(権力者)は地球環境よりも支配強化を優先させて社会設計しているのです。

今回の記事の内容とは関係のない話になっていますが、地球環境より支配強化や利益を優先しているとすれば、いずれ地球環境が酷くなり、元に戻らなくなりそうな場合には、なりふり構わず動いてくる可能性も否定できません。(今まで全ての政策、戦争にしても強引に推し進めてきました)



今回の記事は絶対にそうなるというものではなく、今の社会の方向性や大きな流れを踏まえて考察したものに過ぎません。ですから半分フィクションとして受け止めて下さい。